![A girl thinks why do people believe in the invisible](https://relaxedhappylife.com/wp-content/uploads/2023/05/RHLife_Blog_28.02.2023_a-girl_2.jpg)
「イエスは彼に言われた、『あなたがわたしを見たから信じたのだ。見ないで信じる者は幸いである。』」 ヨハネによる福音書 20:29
目に見えない存在の探求
私たちの世界には、さまざまな目に見えない存在があります。これには、空気、時間、亜原子粒子、ウイルス、UFO、幽霊、そして神が含まれます。これらの存在の中には、風船を膨らませることで空気の存在を示すなど、科学的方法を通じてその存在を証明できるものもありますが、他のものは確実に証明または反証することができません。このような不確実性にもかかわらず、多くの人々はそれらの存在を信じ続けています。
UFOの存在を報告された目撃や主張される遭遇などの情報を信じる人もいれば、幽霊の存在を個人的な経験や昔話のように世代を通じて伝えられた話に基づいて信じる人もいます。同様に神への信仰は経験的証拠ではなく、信仰や宗教的な教え、若しくは洗脳などに基づいてしばしば生じます。目に見えない存在への信仰は、個人的な経験、文化的または社会的な信念、そして未知を受け入れたいという意欲に影響を受けます。
権威バイアスの力
人々は、その権力が社会的地位、富、または制度的地位から来るかどうかにかかわらず、より大きな権力や権威を持つ人々を信じる傾向がより強いことがよくあります。これは「権威バイアス」として知られており、さまざまな文脈で私たちの信念、態度、行動に影響を与えることがあります。
例えば、研究によると、人々は医者、警察官、CEOなどの肩書や権威のある地位を持つ人の助言に従う可能性が、そのような肩書や権威の地位を持たない人の助言に従うよりも高いことが分かっています。さらに、政府関係者や確立された評判を持つニュースメディアが出す主張を、代替の情報源や知られていない個人が出す主張よりも信じやすいかもしれません。
このバイアスは、特定の問題について不確かさを感じたり、知識が不足していると感じる状況では特に強くなり得ます。そのような場合、人々はその指導が確かな証拠や理論に基づいていなくても、権威ある人物からの指導や方向性を求めることがあります。
![A boy and UFO](https://relaxedhappylife.com/wp-content/uploads/2023/05/RHLife_Blog_a-boy-with-ufo_1.jpg)
その他のバイアス、考えられる影響
社会的影響
人々はしばしば、家族、友人、そしてコミュニティの信念や意見に影響を受けます。周りの人々がこれらのことを信じている場合、それらの信念に従う社会的圧力が生じる可能性があります。しかし、家族が似たような信念や価値観を共有している場合や、家族や親しい友人と一緒にニュースを見ることは聴衆に与える影響少なくなるという研究結果も出ています。
確証バイアス
自分の既存の信念や仮説を確認するような方法で情報を検索し、解釈し、記憶する傾向です。人々は、自分の既存の信念や価値観と一致するニュースを探し、それに反するものを却下したり忘れたりする可能性があります。例えば、気候変動が真実であると強く信じる人々は、気候変動の存在と影響の証拠を示すニュースを探し求めると同時に肯定しやすく、気候変動に疑問を投げかけるニュースを受け入れにくくなったり強く反発する傾向にあります。また同様に、ある政治候補者を強く支持する人々は、その候補者を好意的に描写するニュースを受け入れやすく、その候補者を批判するニュースを拒絶したり忘れたりする可能性があります。
知識不足
証拠を客観的に評価するための知識や専門知識に乏しく、完全に理解していなくても、論者の動向や信頼度を頼りに判断する場合があります。
プロパガンダ
プロパガンダは、特定のアイデア、事実、またはグループに対する人々の意見や行動を制御することを目的としたコミュニケーションの形態です。メディア、広告、政治キャンペーン、またはニュース記事などを使い、感情的になる訴えや主張を繰り返し流すことによって、人々信念を形作ります。
内集団バイアス
自分たちのグループのメンバーを、他のグループのメンバーよりも好むときに生じるバイアスを指します。このバイアスは、偏見、差別などの差別的な態度や行動につながることがあります。人々は、民族、人種、宗教、国籍などの共有された特徴に基づいてグループを形成する自然な傾向があり、自分たちのグループのメンバーに対しては好意を示しつつ、他のグループのメンバーに対してはバイアスや差別を示すことがあります。
目に見えない存在に対して、偏見を取り払って客観視する
偏見を取り払ったオープンマインドな視点でそれらにアプローチし、判断を下す前に証拠、理由、根拠など、多様な視点を求めることが重要です。利用可能な証拠や根拠、多様な視点の慎重な分析に基づいて、自分自身のよく考えられた意見を形成することが賢明です。
Related Sources:
Why do people believe in invisible beings?
https://www.psychologytoday.com/us/blog/believing-bull/201106/why-do-people-believe-in-invisible-beings
Authority Bias
https://en.wikipedia.org/wiki/Authority_bias
6 Authority Bias Examples That Might Impact Your Decisions – by Develop Good Habits
https://www.developgoodhabits.com/authority-bias/